ログ

2008/08/03【女王と大臣】


女王
「大臣、大臣。」


大臣
「何でございますか。」


女王
「今日の謁見のときの話なんだけどさ。」


大臣
「ああ、あの傭兵が何か粗相でも?」


女王
「いや、傭兵はいいんだけど、あたしの隣に衛兵いたよね?」


大臣
「おりましたね。」


女王
「いつもあの衛兵が
『女王様の、おなーりーー』
って言ってからあたし出ていくようにしてるんだけど。」


大臣
「いつもそうしておられますね。」


女王
「今日あいつ
『女王様の、おなーにーー』
って言ってなかった?」


大臣
「言ってました。」


女王
「あいつ打ち首な。」





2008/07/28【かっぱえびせん】


A
「はいどーもー」


B
「アンドロイズでーす。」


A
「まあこうやって二人で漫才やってるわけなんですけども。」


B
「……なあ。」


A
「ん?どうした?」


B
「ずっと、お前に言われへんかったことがあってん。」


A
「え、何それ。」


B
「俺さ。」


A
「うん。」


B
「実はかっぱえびせんやねん…。」


A
「…はい、まあこうやって二人で漫才やってるわけなんですけ


B
「真面目に聞いてくれ!!!」


A
「………知ってたよ。」


B
「えっ?」


A
「俺……お前が、本当はかっぱえびせんって、知ってたよ。」


B
「……う、嘘やろ…。いつから…。」


A
「初めて会ったときから。お前の、その身体のフォルムで。」


B
「そんな前から…。」


A
「俺、今まで一目えびせんなんて、信じてなかったけど、そのとき思った。」


B
「………」


A
「これが、一目えびせんなんやって。」


B
「お前…。」


A
「お前のこと知りながら、毎日カールばっかり食べて、ごめん。」


B
「ええよそんなこと!!カールもおいしいと思うし!!」


A
「お前にあんまりゲームのコントローラ触らせんようにして、ごめん。」


B
「ええよそんなこと!!油でヌルヌルなるもんな!!」


A
「その…こんなときに言うのもなんやけどさ…。」


B
「何…?」


A
「結婚しよう。」


B
「ええ!!?漫才中に何を…」


A
「嫌……か?」


B
「…………ううん、嫌じゃない…。でも、ほんまにええん?」


A
「おう。」


B
「ギザギザやで?かなり人工的なギザギザやで?」



A
「それもお前の魅力のひとつやから。」


B
「……うれしい…。」


A
「あはは、お前、真っ赤やぞ。」


B
「も、もう、えびなんやから当然やんかっ」


A
「かっぱえびせんは赤色ちゃうやろ…ほら。」


B
「あっ、ちょ、ちょっと、そんなとこ」


A
「ん?どうした?」


B
「だ、だめっ、そんなとこ触っちゃだめ」


A
「このギザギザが、いいのか?」


B
「やっ、あ、あっ、やめ、やめて」


A
「………………だめ。」


B
「お願い、やめて!!」


A
「……ここまできてやめられるかよ!!!」


B
「きゃああああああ!!!」



こうして、やめられない、とまらない、というキャッチフレーズが生まれました。





2008/06/18【ひらがな】



「あの、前から言いたいことがあって。」



「何。」



「キャラかぶってるんですけど。」



「は?」



「いや、だから、形かぶりすぎなんですけど。」



「50音順的にそっちが後やん。」



「何言ってるんですか。」



「俺を簡略化したのがお前やろ。」



「ちょっとその辺、一回はっきりしときません?」



「あ、やるん?やるん?いいよ?やるんやな?」



「上等ですよ。」



「吠え面かくなよ!!!」



「お前こそな!!!」



「ちょっと待てーーーい!!」



「誰や!!?」



「俺や!!」



「わ!!!」



「め!助けにきたぞ!!」



「わ!!どうしてめの味方をする!」



「最後らへん似てるから!!」



「確かに!!!」



「さぁこれで2対1、覚悟しろ!!」



「くっ!!」



「呼んだ?」



「これでは多勢に無勢……。」



(うっわ無視された…)



「誰か……誰か俺の味方は…。」



(「くっ」て自分呼んでたやん…)



「ちょっと待ったーー!!!」



「誰ですか!?」



「俺だ!!」



「な!!!」



「大丈夫か、ぬ!!助けにきたぜ!」



「ど、どうして俺を…」



「同じ『な行』の仲間じゃねえか!」



「な………ありがとう!!!」



「いやいやいやちょっと待てよ。」



「ね!!どうした!!」



「『な行』て、何お前仕切ってる感じなん。」



「俺も前からそれ思ってた。」



「のまで!!」



「確かに『ぬ行』とか『ね行』でもよかった気はするな。」



「ちょ、お、お前ら!!?」



「まずお前から倒す!!」



「大変だーー!」



「だ、誰や!!?」



「俺や!大変なことになった!!」



「お!!どうしたんだ!」



「カタカナだ!!カタカナの奴らがきやがった!」



「な」



「ぬーーー!!?」



「何してるんですか。」



「そんなことしてたらお前らも、ちみたいにやられるぞ!」



「ちみたいないい奴を…あいつらめ……。」



「ギーギギギギギギギ!!!」



「き、きやがった!!!!」



「もう来たか…ここは俺が食い止める、お前らは逃げろ!」



「で、でもそれじゃあ、おは!?」



「俺は……ちの仇をとる。」



「や、やめろ、やられちまうぞ!」



「あいつがやられて黙ってられるか!いくぞ!」



「や、やめるんだ!!」



「うおおおおおおおおおおおお!!」



「ギコルニクスペプシドクラッシュ!」



「ぐわあああああああああああ!!」



「おーーーーーーーー!!!!!」



「勝てねぇ…やっぱりカタカナには勝てねぇんだよ…。」



「強えー!!!!カタカナ超強えーー!!」





2008/05/29【お姉さんぶるお嬢様と執事】


A
「あら…もう、こんなことしちゃ駄目じゃない…。」


A
「ぬっ。」


B
「お嬢様、『め』でございます。」





2008/05/27【現場からの中継です】


A
「…………弱気なジャイアン。」


B
「三角定規の真ん中の穴に指入れてクルクル回す娘。」


C
「野球拳で先にスカートの中のハーフパンツから脱ぐ娘。」


A
「やたら梅干にハマってる兄貴。」


B
「勢いあまってファブリーズを振りすぎちゃう娘。」


C
「自転車乗るときおばちゃん乗りする女子高生。」


A
「たまたまかみそり負けしちゃったおとん。」


B
「なんでさっきから男ばっかりやねん!!」


C
「あーー、なかなかええやつ出てこんなー。」


B
「もうちょい!もうちょいで出る気がする!!」


A
「急に背丈が伸びた弟。」


B
「また男!!!!」


記者
「以上、新しい萌えを考える会大阪支部からの中継でした。」





2008/05/17【ハイテンション夫婦】



「あなたおかえりなさい。ご飯にする?お風呂にする?」



「それとも…」



「わ・た・し?」



「し・ら・う・お。」



「お……大人…?」



「……奈良。」



「らくだ。」



「………大好き。」



「…キスして。」



「お前ーー!!!!」



「貴方ーー!!!!」





2008/05/14【野球好きカップルのナイトゲームの中継です】



「あ……やだ…だめえ…」



「ふふふ………」



「え……?あ…やだ…焦らさないで…」



「じゃあ、言うんだ。」



「…え………」



「わかってるだろ…?言うんだ…」



「やだ…そんなの…恥ずかしい……」



「ふふ…言わないとずっとこのままだよ?」



「………うぅ…」



「ほら……言うんだ!」



「ファールボールに……ご注意ください……」





2008/05/09【カタカナの勢い愛好会】


A
「あの、ここの愛好会に入会したくて来たんですけど…。」


B
「フィッシュ!サンライズ!」


A
「あの、入会したくて来たんですけど…。」


B
「ポリウレタン!セルフィッシュ!」


A
「いや、あの、入会したくて…」


B
「コラーゲン!ジェネレーション!」


A
「ニュウカイ!シタクテ!キタ!」


B
「歓迎します。」





2008/05/08【一命は取り留めたけど陰毛になってた】


あ……ここは…病室…?意識を取り戻す俺、どうしてこうなったのかはっきりは思い出せないが、意識が途切れる前に大型車が自分につっこんできたのが薄らと記憶に残っている。助かったのか……。


「お、気がついたかね。」


白衣を着た優しそうな男が声をかけてくれた。どうやら俺を助けてくれた医者のようだ。しかしそれを頭では認識できているのだが、生きているという実感がどうも湧いてこない。俺は本当に助かったのか?俺は本当に生きているのか?


「ああ、生きているよ。君は助かったんだ。」


そうか………よかった…やっと実感が湧いてきた。俺は……俺は助かったんだ!!


「陰毛になっちゃったけど。」


それ助かってねえよ!!全然助かってねえよそんなの生きてるって言わねえよ!!えっ、てか、うわっ本当に俺陰毛になってるーー!!なんか尋常じゃないぐらいチリチリしてるー!!


「難しい手術だったが……成功したよ。」


いや誇らしげに言われても。てか絶対失敗だろこれ。どう転んでも成功というジャンルに入らんだろ。事故で怪我してそこから陰毛に持っていくお前の発想が俺は理解できないよ。てか、うわ、もう、駄目だ、俺、陰毛、これから陰毛として生きていきまーすよろしくお願いしまーすっていうか生きてるか微妙でーす。


「今日の手術を緊急陰毛手術と名付けよう。」


名付けんな!!そんな無理矢理かっこよく言おうとしても絶対無駄だから!そしてなんか「あー普通に手術すんの飽きてきたから今度急患来たら陰毛にしよかなー」みたいなノリで手術しちゃった感じがするのは俺だけか?俺だけなのか?「シェフの気まぐれサラダ」ならぬ「ドクターの気まぐれチリ毛」か?


「じゃ、まぁ、君は陰毛として第二の人生を」


歩まねえよ!!ていうかなんだよ、なんで俺めちゃくちゃ軽いノリで陰毛にされなきゃなんねえんだよ!!全然意味わかんねえよ!ちゃんと説明してくれよ!!


「もう、そんなチリチリするなよ。」


カ リ カ リ だ。それを言うならカリカリだ。いやまぁチリチリもしてるけどって違うよそんなんじゃねえよとにかくなんで俺チリチリしてんだよ!!


「ここに運ばれてきた時、君は心肺停止状態だった」


え……。


「と思う。」


なんでうろ覚えなんだよ!!そんな重要なところもっときちんと覚えといてくれよあとうろ覚えならそんなシリアスオーラ出すなよ。


「いや、真面目な話、運ばれてきたときの君はひどい状態だった。身体中で複雑骨折が起こっていて、大腸、すい臓の破裂、大量出血で心肺停止……もはや絶望的な状態だった。」


そ、そんな状態だったなんて…。


「そこで思ったんだ。陰毛しかないと。」


はい間違ったー。全力で選択間違ったー。


「毛根部分に脳を移植してね、それは難しい……あ。」


え、俺今毛根で物考えてんの!?って、あ、誰か来た。あの白衣は…看護師さんか。うーわ俺のことじっと見てるし…いや、そりゃ見るか、陰毛だし。口半開きだよおい。自分達で手術したんだからそんなこの世の終わりみたいな顔で見なくても。


「きゃっ!せ、先生!!パンツぐらい穿いてください!」


お前の陰毛なのか。





2008/05/07【刑事 vs 犯人】


犯人
「銃を捨てろ!!」


刑事
「くっ……人質を取られていては仕方がない…。」


犯人
「あと昔の彼女のプリクラもこの期に捨てろ!!」


刑事
「わざわざありがとう。」





2008/05/06【+と−】



「………………………」



「お、おい、元気出せよ…。」



「………なんだよあの野郎…」



「だ、大丈夫だって!」



「駄目だ…あんなの敵う訳ねえよ…。」



「お、おい、そんな悲観的になるなって…。」



「恐えんだよ!!!俺はあいつらが恐えんだ!!」



「おい、そんなこと…」



「お前はいいよ!!全然関係ないもんな…」



「な、何言ってんだよ…」



「俺は駄目なんだよ!あいつらに囲まれたら…」



「だ、大丈夫だって…」



「!!!!!!」



「ど、どうした!?」



「き、きた、あいつらが来た!!」



「お、落ち着け!!」


l−l
「あああ囲まれたああああああ!!」



「あああああああ!!」


l−l
「絶対値に!!絶対値に囲まれたああああ!!!」



「だ、大丈夫か!!!?」


l┬l
「+に!!+になっちまううう!!!!」



「もうちょっとなってるううう!!!!」



 
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